★これから職人を目指す方・新人スタッフ向け★
エアコンの仕事をするうえで、まず知っておきたいのが
『 エアコンがどうやって部屋を冷やしているのか 』
という基本の仕組みです。
現場では配管工事や取り付け作業など
さまざまな作業がありますが、
すべてはこの仕組みを正常に動かすために行っています🙌
まずはエアコンの基本から見ていきましょう👀
▶ エアコンの仕組み(冷房) ◀
エアコンは、
室内機と室外機の間を循環する冷媒ガスの
圧力や状態を変化させることで、
室内の熱を外へ逃がす仕組みで動いています🔥
この仕組みを
『 冷凍サイクル 』といいます。
まずは冷房運転の大まかな流れです↓
冷房運転では、次の流れで熱を外へ運びます!
- 室内機で部屋の熱を吸収する
- 冷媒ガスがその熱を持ったまま室外機へ移動する
- 室外機で熱を外に放出する
- 冷えた冷媒が再び室内機へ戻る

このサイクルを繰り返すことで、
室内の温度が下がっていきます🧊
そのためエアコンは、
冷媒ガスの**圧力や状態(気体・液体)**をうまく変化させながら
循環させているのが特徴です。
▶ エアコンの仕組み(冷媒サイクル) ◀
前述した
冷媒ガスの圧力や状態を変化させながら循環する仕組みについて、
少し詳しく説明します!
(冷房運転の場合)
冷凍サイクルは、次の流れで動いています↓
1. 圧縮(圧力を上げる作業)
コンプレッサーで冷媒を圧縮し、
高温・高圧の気体にします🎈
こうすることで
冷媒は凝縮(液体化)しやすい状態になります!
※注釈1参照
2. 凝縮(気体 → 液体)
高温・高圧の気体になった冷媒を
室外機で熱交換します。
すると冷媒は熱を外に放出し、
**液体へ変化(凝縮)**します💧
※室外機から温風が出るのはこのためです!
3. 膨張(圧力を下げる作業)
液体になった冷媒を
膨張弁などで急激に減圧します。
すると冷媒は
低温・低圧の液体になります🫗
この状態は
蒸発しやすい状態です!
※注釈2参照
4. 蒸発(液体 → 気体)
低温・低圧の液体になった冷媒が
室内機で熱交換します。
部屋の熱を吸収して
**気体へ変化(蒸発)**します🌫️
※室内機から冷風が出るのはこのためです。
5. 再び圧縮へ
気体になった冷媒は
再びコンプレッサーへ戻り、
圧縮
↓
凝縮
↓
膨張
↓
蒸発

このサイクルを繰り返します。
これが 『 冷凍サイクル 』です!
〇 注釈 〇
注釈1(圧縮のイメージ)
圧力鍋が短時間で食材に火が通るのと
同じ現象です。
圧力を上げることで水は100℃以上の温度になり、
食材に早く火が通ります。
つまり
圧力が高い=凝縮しやすい状態
になります🍲
____
注釈2(膨張のイメージ)
富士山の山頂でカップラーメンを作ると
うまく火が通らないのと同じ現象です。
山頂は気圧が低いため
水は100℃まで温度が上がりません。
つまり
圧力が低い=蒸発しやすい状態
になります🍜
____
注釈3(冷房と暖房の切り替え)
エアコンは、冷房と暖房で
冷媒の流れる方向を切り替えることで運転を変えています。
その役割をしているのが
室外機の中にある**四方弁(しほうべん)**という部品です。
冷房と暖房を切り替える際、
この四方弁の中で冷媒の流れるルートが変わり、
冷凍サイクルの流れが逆になります。
その結果、
冷房のときは
室内機で熱を吸収し、室外機で熱を放出
暖房のときは
室外機で熱を吸収し、室内機で熱を放出
という動きになり、
冷房と暖房の切り替えができる仕組みになっています🥶
▷ 職人を目指す人へ
エアコン工事の現場では
・配管工事
・フレア加工
・真空引き
・ガス回収
・気密試験(耐圧)
など様々な作業があります。
これらはすべて
冷凍サイクルを正常に動かすための大切な作業です🫡
最初は覚えることが多く感じるかもしれませんが、
仕組みを理解すると
現場での作業の意味が見えてきます!
これからエアコンの仕事を始めたい方や
職人を目指している方は、
まずこの冷凍サイクルの流れを覚えておくと
現場の理解がぐっと深くなります👍
当社では未経験からエアコン工事を学びたい方も募集しています!
興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

